1068 宇和島城天守(藤堂時代)

江戸時代 考証 香川元太郎 1994年 学研『名城の「天守」総覧』

桃山時代末期から江戸初期にかけて宇和島城を居城とし、近世城郭として整備した藤堂高虎時代の天守。伊達氏によって1069の天守に建て替えられる際、古い天守を調査した記録(平面図)から推定復元した。
自然の岩盤を利用した天守台と出入りの多い複雑な平面が特徴で、整然とした近世城郭を確立させた藤堂高虎も、初期の城は異なっていたことが分かる。

投稿者: さちたろう

さちたろう/ かくし絵・迷路絵本&歴史考証イラストレーターの香川元太郎の妻です。 日本画が趣味です。香川GALLERYの管理人です。