18 大阪城 煙硝蔵

江戸時代 考証 香川元太郎 1997年  世界文化社

大坂城に現存する火薬庫。
壁も床も天井も石造りで、木材は瓦を固定するためにしか使われていない。
大坂城では、当初の煙硝蔵が火事の際に爆発して大被害を出しており、この経験から防火性の高い蔵が工夫されたという。
同じタイプの煙硝蔵は、名古屋城、姫路城などにも存在したと思われる。

投稿者: さちたろう

さちたろう/ かくし絵・迷路絵本&歴史考証イラストレーターの香川元太郎の妻です。 日本画が趣味です。香川GALLERYの管理人です。