2049 観音瀬開削イメージ

江戸時代   香川元太郎  2020年 都城市姫路地区とうろう祭

都城市を流れる大淀川には、観音瀬(かんのんぜ)と呼ばれる急流があり、河口からさかのぼる船はそこまでしか行けなかったという。江戸中期の藩主・島津久倫は船による物資運搬ができるよう、水路の開削を家臣の藤崎公寛に命ずる。公寛は他藩を視察し、肥後の石工を伴って帰国。水量が減る冬季を中心に、3年がかりで工事を完成させた。

投稿者: さちたろう

さちたろう/ かくし絵・迷路絵本&歴史考証イラストレーターの香川元太郎の妻です。 日本画が趣味です。香川GALLERYの管理人です。