454 江戸の上水道

江戸時代 考証 香川元太郎 2004年 あすなろ書房 『日本人は水をどのように利用してきたか』

江戸の上水道を模式化したイラスト。羽村の堰から始まる玉川上水の水が、裏長屋の共同井戸まで送られる過程を見せている。「すいどうばし」の語源になっている水道橋は、江戸城北側の外堀(神田川)を超えて、駿河台の武家屋敷に水を送った。分水された野火止用水が農業用水として利用され、新河岸川を「いろは樋」で渡る様子も描いている。

投稿者: さちたろう

さちたろう/ かくし絵・迷路絵本&歴史考証イラストレーターの香川元太郎の妻です。 日本画が趣味です。香川GALLERYの管理人です。