「源氏物語」などを資料に、特に大規模な貴族の屋敷の典型的な形を示した。
南に面した寝殿を中心として、プライベート空間の「北の対」をはじめ、「西の対」「東の対」、さらに釣殿も2つ備えた左右対称のプランが典型的とされる。しかし、発掘調査その他の資料からの推定では、実際には釣殿が一つのものが多かったようだ。対の屋と釣り殿を繋ぐのが「中門廊」で、中門が屋敷内部への入り口となる。
「源氏物語」などを資料に、特に大規模な貴族の屋敷の典型的な形を示した。
南に面した寝殿を中心として、プライベート空間の「北の対」をはじめ、「西の対」「東の対」、さらに釣殿も2つ備えた左右対称のプランが典型的とされる。しかし、発掘調査その他の資料からの推定では、実際には釣殿が一つのものが多かったようだ。対の屋と釣り殿を繋ぐのが「中門廊」で、中門が屋敷内部への入り口となる。