125 会津若松城 御三階

江戸時代 考証 香川元太郎 1997年 世界文化社『日本の城』

本丸御殿の一画に設けられた三階建ての楼閣。城下の寺に移築されて現存しており、その形によって描いた。
しかし本来は雅亭だったと思われ、壁の造りなどが現在とは異なっていた可能性が高い。

122 会津若松城

江戸時代 考証 香川元太郎 2003年 PHP研究所『名城を歩く』12

「鶴ヶ城」の名でも知られる、東北を代表する城。
ほぼ平城と言えるが、台地の先端部を利用しており、イラストでは右上が高い。
馬出状に曲輪を重ねる縄張が特徴で、横矢をかけるためにギザギザを付けた折塀も面白い。

843 江見根古谷城

戦国時代 考証 三島正之 2019年 『 歴史群像 154 』

 房総半島の江見に城址が残る山城。文献記録のない謎の城で、里見水軍の主力を担った正木氏が水軍基地として築いたと推定。房総の山城の特徴である、切り立った切岸に囲まれている。