古代カルタゴの想像図。
カルタゴは、ローマと地中海の覇権を争った、アフリカ(現チュニジア)の都市国家。
詳しいことは不明だが、円形の港に多数の軍船(ガレー船)を収容していたという。
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628 マサダ要塞
紀元前にユダヤのヘロデ王が完成させた離宮の要塞。
ユダヤがローマの支配に反旗を翻したユダヤ戦争で、最後の砦となった。
ローマ軍は巨大な坂道を建設して要塞を攻める。
3年が過ぎて兵糧も尽き、ユダヤ人たちは集団自決したという。
620 ウルの街
ウルはシュメール人が作った都市国家。
城壁に囲まれ、中心にはジッグラットと呼ばれる神殿がそびえていた。
古代メソポタミアには、同様の都市国家がいくつも存在した。
その都市国家のジッグラットが「バベルの塔」のモデルと想像される。
619 ギザのピラミッド
有名なギザの三大ピラミッド。
右からクフ王、カフラー王、メンカウラー王のピラミッドで、河岸からカフラー王ピラミッドへの入り口にスフィンクス神殿がある。
ピラミッドは白い化粧石で覆われ、頂上部は金色だった。
613 サマルカンド落城
中央アジアの要衝サマルカンド(現ウズベキスタン)は、紀元前からオアシス都市が発達していた。
様々な王朝の支配を受け、13世紀にはホラズム帝国の首都となっていたが、モンゴル帝国の攻撃で落城する。
611 コンスタンチノープル落城
東ローマ(ビザンツ)帝国の首都。
中世に難攻不落を誇った城郭都市だが、15世紀、オスマン・トルコの攻撃によってついに陥落した。
この際「バジリカ」と呼ばれる大砲が使われ、初めて大砲が攻城に効果を発揮した。
トルコの配下に入った町は「イスタンブール」と名を変えた。
610 コンスタンチノープル
コンスタンチノープルを南から鳥瞰
半島上に位置し、陸続きの部分は特に堅固な三重の城壁で守られていた。
東方のイスラム圏などからの攻撃を何度も跳ね返し、難攻不落とされていた。
600 アレクサンドリア
エジプト北部のアレクサンドリアは、マケドニアのアレクサンドロス3世(アレキサンダー大王)によって開かれたとされる港町。
そのシンボルとなった大灯台は、古代の「世界の七不思議」の一つに数えられた巨大なもの。
海中から、灯台の遺構も発見されている。