161 江戸城主要部

江戸時代 考証 原史彦 2003年 朝日ビジュアルシリーズ『日本遺産』45東京の歴史散歩 2019年加筆

北西から見た寛永期江戸城の主要部。
手前左が、現在武道館などがある北の丸。
千鳥ヶ淵を挟んで手前右が西の丸。
寛永期まではここに御三家の屋敷があった。

160 江戸城 寛永期本丸御殿

江戸時代 考証 香川元太郎

江戸城で儀式の中心となった表御殿を、屋根を取り除いて描いている。
左端の長い廊下が、忠臣蔵で有名な松の廊下。
左上の塀の上には、広大な大奥が広がっていた。

158 江戸城 寛永期天守

江戸時代 考証 香川元太郎 1997年 世界文化社 『日本の城』

西から見た寛永期天守。
江戸城には、家康時代にも秀忠時代にもそれぞれ天守があったとされるが、確実な資料が残り、ほぼ正確に復元できるのは寛永期天守だけ。

155 江戸城 寛永期天守断面

江戸時代 考証 香川元太郎 1997年 世界文化社 『日本の城』

江戸城寛永期天守は、柱を描いた立面図もあり、内部構造も概ね分かっている。
外観と同じ5階建て(地下を含めて6階)のシンプルな構造だが、各階の天井が非常に高い。
当時、世界最大の木造建築だったと思われる。

154 江戸城本丸と二の丸

江戸時代 考証 香川元太郎 2004年 PHP研究所 歴史街道スペシャル『名城を歩く』24

東から見た寛永期の本丸と二の丸。
儀式や政治の場であった本丸御殿に対し、二の丸御殿は庭も広く風雅な造りとなっていた。

153 江戸城鳥瞰

江戸時代 考証 香川元太郎 1997年 世界文化社 『日本の城』

南から見た江戸の全体像。
築城工事は家康時代から断続的に行われ、三代将軍家光時代(寛永期)に完成した。
町全体を囲む惣構えは日本の城の中で最も大きい。