小倉城は、港を取り込んだ惣構えを持つ大規模な海城。
1866年の第二次長州征討では、小倉口が主戦場となる。
幕府方の足並みの乱れから孤立した小倉藩は、小倉城に火を放って退去した。
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111 小倉城
小倉城は、細川忠興が築き、その後小笠原氏の城となった。
河口の港を取り込んだ惣構え(外堀)を持ち、水堀が幾重にも巡らされていた。
水城(海城)の中でも最も大規模なもの。
110 小倉城 天守内部の構造
小倉城天守は、破風のない層塔型の天守で、最上階が張り出す個性的な外観。
内部の一階には、天守としては珍しい湯殿が設けられていた。
108 小倉城天守
細川忠興時代に建てられたもので、最上階が張り出す独特な外観は「南蛮造り」と呼ばれた。
現在の復興天守には破風が付けられているが、もとは全く破風のない天守だった。