112 小倉城 炎上

江戸時代 考証 香川元太郎 1995年 世界文化社 ビッグマンスペシャル『幕末維新』

小倉城は、港を取り込んだ惣構えを持つ大規模な海城。
1866年の第二次長州征討では、小倉口が主戦場となる。
幕府方の足並みの乱れから孤立した小倉藩は、小倉城に火を放って退去した。

111 小倉城

江戸時代 考証 香川元太郎 1997年 世界文化社『日本の城」

小倉城は、細川忠興が築き、その後小笠原氏の城となった。
河口の港を取り込んだ惣構え(外堀)を持ち、水堀が幾重にも巡らされていた。
水城(海城)の中でも最も大規模なもの。

110 小倉城 天守内部の構造

江戸時代 考証 香川元太郎 1997年 世界文化社『日本の城』

小倉城天守は、破風のない層塔型の天守で、最上階が張り出す個性的な外観。
内部の一階には、天守としては珍しい湯殿が設けられていた。

108 小倉城天守

江戸時代 考証  香川元太郎 1994年 学研『名城の天守総覧』

細川忠興時代に建てられたもので、最上階が張り出す独特な外観は「南蛮造り」と呼ばれた。
現在の復興天守には破風が付けられているが、もとは全く破風のない天守だった。