806 太田金山城

安土桃山時代 考証 香川元太郎 2017年 ベストパートナー(浜銀総合研究所)

別名、新田金山城。
国人領主由良氏の城で、戦国後期には北条氏の配下に入った。
上杉謙信の攻撃も撃退しており、唐沢山城とともに、北関東を代表する石垣の城。
戦国期の石垣としては本格的だが、文献資料では、織豊系の築城が行われた記録はない。

823 沼田城

安土桃山時代 考証 香川元太郎 2017年 ベストパートナー(浜銀総合研究所)

戦国時代に沼田氏の城として築城された。
安土桃山時代に真田信幸(信之)が改修し、五層天守を建てたとされ、その頃を想定。798と同じ角度から描いた。
左手の曲輪など、多少解釈を変えている。

798 沼田城

安土桃山時代 考証 平山優 2017年『歴史群像 141』

戦国時代に沼田氏が築城し、真田信幸が大改修した。
当時には関東唯一だった五層天守が上がった。
「正保城絵図」をはじめ、複数の絵図から推定復元。

348 三ッ寺遺跡

古墳時代 考証 香川元太郎 2002年『あすなろ書房 衣食住に見る日本人の歴史 1』

古墳時代の大規模な豪族館。
古代の館の数少ない発掘例の中でも、最も広い範囲が調査された。
広い水堀と馬出、三重の柵列などが検出されており、最も古い平城の例と言える。

324 根小屋城

戦国時代 考証 樋口隆晴 2005年『歴史群像 71』

高崎市郊外の山城。
文献や伝承もほとんどない無名の城だが、城址の縄張りから、武田流築城の典型と評価してイラスト化した。

799 岩櫃城

戦国時代 考証 香川元太郎 2017年 ベストパートナー(浜銀総合研究所)

真田昌幸の居城だった岩櫃城の中心部を見る。
最近の発掘調査で、大規模な堀の構造や、本丸の導入経路などが明らかになっており、それを反映させて描いた。

278 岩櫃城

戦国時代 考証 三島正之 2005年 『歴史群像73』

真田昌幸が武田氏の配下だった時期の居城。
背後に急峻な岩山を控え、その絶景でも知られている。
山上に城下集落も造られていた。

233 名胡桃城

戦国時代 考証 西股総生  2004年 『歴史群像 67』

真田氏の支城で、左上遠方に本城の沼田城がある。
北条氏が名胡桃城を奪取した事件が、豊臣秀吉の小田原攻めの契機となったことでも知られている。