別名、新田金山城。
国人領主由良氏の城で、戦国後期には北条氏の配下に入った。
上杉謙信の攻撃も撃退しており、唐沢山城とともに、北関東を代表する石垣の城。
戦国期の石垣としては本格的だが、文献資料では、織豊系の築城が行われた記録はない。
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823 沼田城
戦国時代に沼田氏の城として築城された。
安土桃山時代に真田信幸(信之)が改修し、五層天守を建てたとされ、その頃を想定。798と同じ角度から描いた。
左手の曲輪など、多少解釈を変えている。
798 沼田城
戦国時代に沼田氏が築城し、真田信幸が大改修した。
当時には関東唯一だった五層天守が上がった。
「正保城絵図」をはじめ、複数の絵図から推定復元。
348 三ッ寺遺跡
古墳時代の大規模な豪族館。
古代の館の数少ない発掘例の中でも、最も広い範囲が調査された。
広い水堀と馬出、三重の柵列などが検出されており、最も古い平城の例と言える。
324 根小屋城
高崎市郊外の山城。
文献や伝承もほとんどない無名の城だが、城址の縄張りから、武田流築城の典型と評価してイラスト化した。
799 岩櫃城
真田昌幸の居城だった岩櫃城の中心部を見る。
最近の発掘調査で、大規模な堀の構造や、本丸の導入経路などが明らかになっており、それを反映させて描いた。
278 岩櫃城
真田昌幸が武田氏の配下だった時期の居城。
背後に急峻な岩山を控え、その絶景でも知られている。
山上に城下集落も造られていた。
233 名胡桃城
真田氏の支城で、左上遠方に本城の沼田城がある。
北条氏が名胡桃城を奪取した事件が、豊臣秀吉の小田原攻めの契機となったことでも知られている。