2017 増山城

戦国時代 考証 野原大輔(砺波市教育委員会) 2013年 砺波市蔵

砺波市にある戦国時代の山城。
神保氏が上杉謙信相手に激しい籠城戦を繰り広げ、その攻撃を退けたことで知られる。
その後も戦場になるなど越中の重要拠点で、増築が繰り返され、大城郭に成長したと思われる。

287 松倉城

戦国時代 考証 佐伯哲也 2008年  『歴史群像89 6月号』

増山城と並んで富山県を代表する山城。
椎名氏の城だったが、上杉謙信に責められて落城。
その後、上杉景勝が織田信長の侵攻に対抗するため整備し、何度も争奪の的となった。
遠景左の港町が魚津で、松倉城の廃城後、地域の中心は魚津に移行した。

204 高岡城

安土桃山時代 考証 佐伯哲也 2011年 『歴史群像 107 6月号』

江戸初期に前田利長が築城。
一国一城令によって廃城となったが、現在も堀が残されている。
土塁の城ながら、全ての曲輪に多門櫓を巡らせる構造は圧巻。
支城とは思えない重厚な造りに、加賀前田氏の力が伺える。