105 津山城 本丸虎口

江戸時代 考証 香川元太郎 1997年 世界文化社『日本の城』

津山城は、現存する建物はないが、壮大な石垣が残る。
イラストは、鉄門を中心にとした本丸虎口。
門の渡り櫓が、御殿への入り口になっていた。
櫓内を通って御殿へ向かい、下が潜れる立体的な構造の橋を渡って、御殿に入った。

104 津山城 天守

江戸時代 考証 香川元太郎 1997年 世界文化社『日本の城』

イラストは津山城の天守曲輪。
本丸の中でも特に堅固な独立空間となっていた。
天守は、一部に板庇があるところが個性的。

247 高松城

戦国時代 考証 香川元太郎 2001年 学研 歴史群像シリーズ『図説・戦国合戦集』

備中高松城は、湿地に囲まれた戦国時代の平城。
毛利氏配下にあったが、羽柴秀吉によって水攻めされたことで有名。
城攻め中に本能寺の変が起こるが、秀吉は急遽交渉を行い、開城に持ち込んだ。

93 岡山城 月見櫓

江戸時代 考証 香川元太郎 1997年 世界文化社 『日本の城

岡山城に現存する建物の中でも特徴的な櫓。
城外に面した側は、2層で戦闘的な造り。
城内側は3層で、月見もできる開放的な造りが見られる。

92 岡山城 西手櫓

江戸時代 考証 香川元太郎 1997年 世界文化社 『日本の城』

岡山城に現存する櫓のひとつ。
一階と二階が同じ大きさの重箱櫓で、一階は倉庫的だが、二階の城内側は住宅的な造り。

91 岡山城

江戸時代 考証 香川元太郎 2004年 PHP研究所『名城を歩く』17

広島城や姫路城とともに山陽道を代表する城。
白い姫路城が「白鷺城」と呼ばれるのに対し、下見板張りの黒い外観から「烏城」と呼ばれる。
対岸の後楽園(下)も名園として知られる。

90 松山城

江戸時代 考証 香川元太郎 2004年  PHP研究所『名城を歩く』22

備中松山城は、近世山城の代表例。
小振りながら天守が現存するほか、城下町の風情もよく保存されている。
戦国時代の山城を利用して築かれ、近世の城の背後の尾根に戦国期の遺構が残されている。