318 小幡城

戦国時代 考証 三島正之 2013年 『歴史群像 120  8月号』

迷路のように張り巡らされた巨大な空堀が特徴的。
江戸氏配下の小幡氏の居城だが、大規模な構造から、戦国末期に佐竹氏の手が入ったと想像される。

306 塙城

戦国時代 考証 西股総生 2009年  『歴史群像 98 12月号』

文献には全く資料のない城で、城跡の遺構をもとに推定復元。
中央の低地を丘陵部が囲み、ジグザグ状の二重堀を巡らせるなど、個性的な構造が注目される。

213 笠間城

安土桃山時代 考証 三島正之 2012年 『歴史群像 113  6月号』

中世、戦国時代から笠間氏の居城だったが、その後蒲生郷成が改修。
戦国山城の主要部を織豊城郭に変えた構造。
幕末まで笠間藩が置かれ、江戸時代の城としては大変個性的な存在だった。