2041 山城模式図

戦国時代 考証 香川元太郎・滝沢弘康 2019年 株式会社かみゆ蔵

戦国時代の山城を説明するために描いた架空の城。普請の要素として、堀切、竪堀、横堀、畝状竪堀、障子堀、水堀、切岸、土塁、小規模な石垣、土橋などを描いた。縄張りの要素として、矢倉台、枡形虎口、食い違い虎口、馬出、馬場、御花畑、総構えなどのほか、山上の磐座、尾根伝いの抜け道や、階段状になった三日月型削平地など、山城ならではの要素も盛り込んだ。
柵、乱杭、逆茂木、門、矢倉、蔵、城主の館、武家屋敷や寺、町屋などの建物も戦国時代を想定しており、船で攻めてきた敵や後詰の軍勢、狼煙なども描いている。

投稿者: さちたろう

さちたろう/ かくし絵・迷路絵本&歴史考証イラストレーターの香川元太郎の妻です。 日本画が趣味です。香川GALLERYの管理人です。