594 ヨーロッパ 中世の城

中世ヨーロッパ 考証 今村伸哉 1995年『歴史群像 18』

中世の城に見られる様々な構造物を集めた架空の城。
内部に部屋を持つ塔を、城壁で結ぶのが典型的な築城のパターンで、外郭と内郭の二重構造になるものも多い。
中心の塔は、城主の館でもあるキープ。
建物は石だけで造られるのではなく、内部の床や屋根、張り出し歩廊などは木造になることが多い。
門には、よく跳ね橋などの仕掛けが設けられた。
このような城を当時の武器で攻め落とすのは難しく、トンネル戦法が最も有効な攻城法だったとされる。

投稿者: さちたろう

さちたろう/ かくし絵・迷路絵本&歴史考証イラストレーターの香川元太郎の妻です。 日本画が趣味です。香川GALLERYの管理人です。