881 一宮城

安土桃山時代 考証 中井均 2023年『歴史群像182 12月号』

徳島を代表する戦国城郭で、三好氏や長曾我部氏の攻防の舞台になった。さらに羽柴秀吉の四国攻めでは長曾我部軍主力が入城。
長曾我部氏が秀吉の軍門に下ると、阿波には蜂須賀氏が入って徳島城を築くが、一宮城も支城として整備。イラストはこの時期を描いている。戦国期の曲輪の多くは放棄され、本丸と明神丸だけが使われたと推定。本丸の石垣は徳島城と同タイプ。

投稿者: さちたろう

さちたろう/ かくし絵・迷路絵本&歴史考証イラストレーターの香川元太郎の妻です。 日本画が趣味です。香川GALLERYの管理人です。