砺波市にある戦国時代の山城。
神保氏が上杉謙信相手に激しい籠城戦を繰り広げ、その攻撃を退けたことで知られる。
その後も戦場になるなど越中の重要拠点で、増築が繰り返され、大城郭に成長したと思われる。
カテゴリー: 富山県
287 松倉城
増山城と並んで富山県を代表する山城。
椎名氏の城だったが、上杉謙信に責められて落城。
その後、上杉景勝が織田信長の侵攻に対抗するため整備し、何度も争奪の的となった。
遠景左の港町が魚津で、松倉城の廃城後、地域の中心は魚津に移行した。
204 高岡城
江戸初期に前田利長が築城。
一国一城令によって廃城となったが、現在も堀が残されている。
土塁の城ながら、全ての曲輪に多門櫓を巡らせる構造は圧巻。
支城とは思えない重厚な造りに、加賀前田氏の力が伺える。